2014年 8月号 2面
  • 朝日新聞の記事の嘘
     では朝日新聞は先の5項目を“読者”にどう答えたか?
    強制連行=自由を奪われた強制性あった
    としている。内容は大まかに言えば「責任転嫁と論点のすり替え」に終始している。若い女性が売られる事は、日本でも残念ながらよく有った事で、親に売られたり、悪質な業者等に騙されたりしたケースは、間違いなくあったであろう。しかしそれは日本軍の強制連行とは全くの別物なのにもかかわらず、強制性があったのだから強制連行はあったとしている。

    済州島で連行証言=裏付け得られず虚偽と判断
     今回の5項目で朝日新聞が「唯一間違いを認めた」と言って良いのが、この済州島での強制連行証言だ。この済州島の強制連行の話は、吉田清治という男が大阪市で行った講演内容の「済州島で若い女性を200人『狩り出した』」などの内容を1982年9月に朝日新聞は掲載したが、執筆者は、その講演の内容は「具体的かつ詳細で全く疑わなかった」としている。後にこの吉田清治本人がこれを嘘と認めている。しかし朝日新聞はこの吉田清治の虚言を、最低16回記事にした事を認めている。しかしここでも「他の新聞なども、吉田証言を報じている」と責任転嫁している

    軍関与示す資料=本紙(朝日新聞)報道前に政府も存在把握
      呆れるばかりの内容だ。日本軍の統治下あるいは占領下にある場所で、ましてや戦場に近い場所で、軍が全く関与(治安統制等)しなかったら、その方がよっぽど問題である。いわゆる従軍慰安婦の事で問題視するべきは、20万人もの朝鮮人を強制連行して、性奴隷にした事を、日本軍が命令という関与をしたのかである。
    沖縄などで犯罪を犯した米兵に、アメリカ政府が健康診断や住居の世話をしたからといって、米兵の犯罪にアメリカ軍が関与したなどと言うようなものだ。そこにあるのは「管理責任」であって、それはするべき関与だ。

    挺身隊との混同=当時は研究が乏しく同一視
      これには「嘘つくな!!」の一言である。その証拠?に大阪版には挺身隊
    東京版には「挺身隊」という文字は削除されている。

    元慰安婦 初の証言=記事に事実のねじ曲げない
      当時朝日新聞大阪社会部記者は、韓国に出張して、挺対協から元慰安婦の体験を証言した録音テープを1991年8月10日に聞き、その内容として「従軍慰安婦記事」を11日に報じたとしている。
     朝日新聞にはソウル支局があるのに、なぜ大阪社会部の一記者がわざわざ出張して、そのテープを聞かなければならなかったのか?そもそも本当に聞いたのか?聞いたとしたらそのテープの内容の裏付けをどう取ったのか?
     事実にねじ曲げないと言う、朝日新聞の主張が本当なら、その部分をはっきりさせて欲しい。そうでなければとても信じられない。

     朝日新聞のこの記事は、納得行かない事ばかりである。しかし、今更ながらであっても訂正や記事の取り消しをした事は、わずかながら評価したい。但しこの記事が朝日新聞の自発的なものならばだ。朝日新聞は過去の間違いに対する批判を恐れず、事実を明確にまた詳細に発表してくれる事を期待する。

初めての方へ 記事をご覧になる前に是非一度、ご一読下さい。

2014年8月
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