2014年 11月号 トップアングル
  •  地球温暖化、森林伐採、異常気象とこの所地球環境が大きく変化している。そのせいで、今まで無かった病原菌やウィルスが人間の襲うようになってきた。まだまだこれからも新しい病気が人間を襲ってくる事は、容易に予想できる事だ。
      また冷戦が終わって誰もが世界は平和的に安定すると信じたが、現状は冷戦当時より、世界は混沌としている。イスラム過激派は「ジハード」の名の下、自爆テロを起こし続け。中国では新疆ウイグル地区の市民が弾圧に耐えかね、テロを起こしている。テロとレジスタンス活動は、紙一重だ。見る角度、おかれた立場、あるいは宗教思想によって、全く真逆の考え方が成り立ち、一概に否定できないものもある。
      先進諸国の理屈で「テロは蛮行で許せない行為」と決め付けても、相手側は「そっちこそ!」となる。先進諸国の理屈で圧倒的な軍事力を行使する事は、ある意味テロではないのか?
      アラブの春と言われて久しいが、独裁者を排除した結果、そこに残ったのは、混沌と無秩序になってしまった国が多い。文明とは科学力ではなく、「秩序をあまねく定着させる事」ではないだろうか?多くの独裁者の国民に対する、独善的行為は許し難いが、戦争や武力によって、もたらされた自由は、そこに文明をもたらすのだろうか?戦争や武力弾圧は決して肯定しない。
    しかし戦争の対極(反対語と言っても良い)は平和ではない。戦争や武力行使は外交や、交渉手段の一つであって、平和の対極にあるのは混沌である。今のアラブ諸国の混沌が続けば「イスラム国」を名乗るような、勢力が力を伸ばしてしまう。その時に混沌から秩序を取り戻すには、武力行使すなわち戦争行為になってしまう。その時に戦争が平和の対極ではなく、秩序を取り戻す手段である事を忘れてしまっては、無秩序と混沌は終わらない。もし先進諸国が戦争行為に及ぶ時は、いかにしてその国に秩序を取り戻すかを考えて欲しいと切に願う。それこそが文明ではないだろうか?
    弱い立場で教育も満足に受けられない立場の人たちが、唯一信仰に心をゆだねる事を、誰が否定できるだろうか?しかしテロであろうがレジスタンスであろうが、暴力行為による、解決手段では選択の余地無く、軍事的阻止しかなくなってしまう。その結果テロにより、またテロ阻止の軍事行動によっても、無辜の民の命がたくさん失われていく。武力の衝突で一番被害を受けるのは、子供や女性と言う弱者だ。国連や先進各国、また宗教的指導者等は、英知を集めてこの事態を収めて欲しい。

    軍事的に強い立場の者が、弱い立場の者を攻撃した時、弱い立場の者は物質的対抗手段では、圧倒される為いわゆるテロ行為に及ぶ。今までは自爆テロや国によっては、核開発だったりしたが、あまりにも簡単で、安価で、容易いのが、生物テロだ。
    想像もしたくないが、エボラウィルスに故意に感染し、その直後に諸外国の多くの人が集まる所に、進入したらどうなってしまうのか?今夏のデング熱ですら、あっという間に日本の広範囲に感染者は現れた。これがエボラのような感染力が強く致死率の高いものだったらと想像しただけで恐ろしい。
    エボラのほかにも、学者の間で一番恐れられているのは天然痘だという。世界が始めて撲滅した病気ではあるが、もしテロリストがこれを手に入れたら大変な事になる。致死率が高く、感染力が強く、治癒しても悲劇的な跡を残す。
    そしてその感染力を、ノロウィルスと混合させて高める事ができようものなら、まさしく「リアルバイオハザード」である。
    日本政府はその時に備え十分な対策を講じて欲しい。アメリカで実際にあったように、人権と隔離の問題が日本でも、論争になるかも知れない。しかし一度拡散してしまったら後戻りできない。そうなったら、きっと人権を主張し拡散させた者への個人攻撃が始まってしまう。本人の為にも日本全体を考えた措置を講じて欲しい。

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2014年11月
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